厚生年金は増やせるか?
いつの時代も世間からさまざまな批判を浴びる公的年金ですが、1階の国民年金と2階の厚生年金を合わせた公的年金は、サラリーマンの筆者にとって最大の老後資金です。1階の国民年金は62歳まで働けば実質満額受給できることがわかりました。一方で2階の厚生年金は不確定な要素が多く、受給額に若干の伸びしろを感じています。 出世して納める額を増やす 長期間納付する 受給開始を遅らせる 受給額を増やすための選択肢は主に上記の方法が考えられます。筆者は現在52歳。課長の役職についていますが、将来どうなるか分かりません。部長になる可能性は若干ありますが、重役は期待薄です。 二つ目はより長い期間納付する方法です。65歳またはそれ以上70歳まで働けば受給額は確実に増加します。ただ、さすがに65歳を過ぎてサラリーマンは勘弁です。65歳を過ぎても何かしら働いていたいとは考えますが、雇われない働き方を望んでいます。 三つめは受給開始を遅らせる方法ですが、筆者はこれを選択しません。公的年金は65歳から満額受給すると決心しています。政府がどれほど甘い言葉を囁こうが揺らぎません。65歳から75歳にかけての10年間は人生最後のそして最大のお楽しみ期間だと考えています。 ねんきんネットの試算に若干の増加を加味し、筆者夫婦の公的年金は300万円、月額で25万円と想定しています。ローン完済したマンションがあれば、なんとか生きていける金額です。しかし公的年金だけでは黄金の10年を楽しめません。 65歳まであと13年。この間に私的年金の増加を図り、黄金の10年間を文字通り充実したものにしたいと願っています。楽天経済圏への移住はそのための一歩です。