老後資金について考えてみる

  一般に筆者のようなサラリーマンの年金は3階建ての建物に例えられます。1階は国民年金、2階は厚生年金、3階は私的年金です。

1階:国民年金(公的年金)
2階:厚生年金(公的年金)
3階:私的年金

 3階の私的年金は企業の福利厚生と個人の資産運用に大別できますが、筆者はこの3階を自分なりにわかりやすくするため、次のような5つの部屋に分けて考えています。1~2号室が福利厚生、3~5号室が資産運用になります。

301号室 企業年金(確定給付年金、企業型DC)
302号室 企業財形(財形貯蓄、持株会)
303号室 年金保険(有期10年)
304号室 金融資産(有価証券、ポイント、現預金)
305号室 実物資産(不動産、貴金属、宝石)

 さて、1階2階の公的年金は制度自体が複雑で難解な部分もあるのですが、年金定期便や年金ネットの助けもあって受け取る年金額はけっこう明確です。一方で私的年金は文字通り千差万別となります。福利厚生は勤務先の企業ごとに個性があるし、資産運用は個々人各家庭の個性がもろに反映されます。

 現在、筆者は52歳の平凡なサラリーマン。健康であれば60歳で定年退職し、定年再雇用で最長65歳まで働くことになるでしょう。老後資金の1階から3階を眺めてみると、伸びしろがあるのは304号室の金融資産だと考えています。これから時間をかけて金融資産を大きく増やす目論見です。

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