企業型DCとの出会い

 筆者が勤務する会社の退職金制度は確定給付企業年金【DB】と確定拠出年金【企業型DC】が併存しています。DBの前身となる制度は私が新入社員として入社した1992年より前から存在した一方、企業型DCは比較的新しく今から8年ほど前の2014年からスタートしました。

 2014年当時45歳だった筆者は退職金や年金に興味がありませんでした。勤務先は典型的な昭和型企業。給料は安いもののDBは充実していました。一方で企業型DCの利用の是非と掛金額は社員個人個人の意思に任されていていました。DBを解散して企業型DCのみにする会社もある中で恵まれた環境だと思うようになりました。

 企業型DCを使わない選択も出来たのですが、そうはいってもサラリーマンには社内のお付き合いというものもあります。企業型DC旗振り部門の担当者は古くからの顔なじみ。いつこちらがお願いする立場になるとも限りませんから、毎月の掛金2千円からスタートしました。少額でもやってよかった、付き合いも大切だと思っています。

 企業型DCで選択した投資信託はMSCIコクサイインデックスに連動する外国株式ファンド。信託報酬は0.15%弱。信託報酬0.1%前後の優良投信を見慣れたせいで今となっては0.15%弱でも高いと思うようになりましたが、2014年当時は結構安いじゃんと思ったものです。なにせ選択可能なもう一つの外国株式アクティブファンドは、信託報酬2%弱のぼったくり地雷投信だったのですから。

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